やっちゃいました・・・といった感じだが、アップルの初売りを狙い澄まして MacBook Pro の2018年モデルを買ってしまった。久々の散財である。
目次
購入前夜
今まで MacBook Pro(Late 2011)を使ってきて、おおよそ7年大きなトラブルも無く、自分の中では最高のマシンであるが(今この時点も元気に動いている)、最新OSの「macOS Mojave」が入らないのと、パフォーマンスに難が出てきた為、買い替えを検討することになった。
スペックについては持ち運びもある為、13インチをベースに、
- CPUはVMを動かす為、4コア(8スレッド)、
- メモリは今も16GBだし、今後のことを考えても16GBは譲れない、
- ディスクは今の750GBでも、VMや写真、音楽ファイルなどでパンパンなので、それより大きく1TB、
ということで、ディスク以外は最高のスペック(ディスク2TBは無理だった)になってしまった。
金額的に”迷い無く”という訳にはいかず、数分考えたが、今後数年使い続けることと、Windows 機でもプレミアムモデル(Surface Book 2 とか)ならそれ以上の価格だよなー・・・と自らを納得させ、カートに突っ込んだ。
開封の儀
箱を包むビニール包装を苛々しながら破り(もうちょっと破り易くして欲しい)、蓋を開けると、スペースグレーの本体が鎮座している。いつもながらのシンプルなパッケージングである。本体スペースの下にはACアダプタとそれに繋がる USB Type-C のケーブルがある。
その後、この日に備え予め購入していた液晶保護フィルムとトラックパッド保護フィルムを貼り付けようとしたところ、macOSのセットアップが始まったので、それを先に終わらせた(割愛)。データ移行はセットアップ後に別途行うようにした。
LENTION NEW 13インチMacBook Pro 2016-2018用液晶保護フィルム 液晶保護プロテクター
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フィルタ貼りは得意では無いので、気泡が残ったり、若干の位置ずれがあるが、妥協することにした。
新 MacBook Pro 雑感
- Late 2011の時程、ワクワク感が無い(デザインは旧モデルを踏襲しているが、光学メディアやMagSafeが廃止された。天板のアップルマークが光ったり、スリープ時の息づくようなような点滅のギミックも無くなった)。
- iPhone で使い慣れている Touch ID 搭載は嬉しい。出たての時議論を呼んだ Touch Bar もそんなに悪く無い(ファンクションキーを多用していないので)。
- 相変わらずトラックパッドは最高!!
- 初めて触ったバタフライ構造キーボードはストロークが浅いが、慣れれば問題無さそう。
- 外部デバイスに対応したケーブルはコネクタが「USB Type-C」のものに全て買い直し(うへー)。
- 嬉しい誤算だったのが、内臓スピーカーの音の良さ。性能が上がったのか、場所が変わった所為なのか、Late 2011 と比べて段違いの良さ。
- ディスプレイは Late 2011 も悪くは無かったが、Retinaディスプレイ(+True Toneテクノロジー)はやっぱり綺麗。
環境構築
なるべくクリーンな環境を作るべく、移行アシスタントを使わず、手作業でアプリセットアップ、データ移行を行うことにした。アプリは以下のものをセットアップした。
- Xcode(Version 10.1)
- Visual Studio Code(バージョン1.30.2)
- VMware Fusion 11 Pro(バージョン11.0.2)
- GIMP(2.10.8)
- ESET Cyber Security Pro V6.7(6.7.300.0)
- Mini Calendar
- Geekbench 4
データ移行
移行元のバージョンが 12.8.1.2、移行先のバージョンが 12.9.2.5 だったのが若干気になったが、上の手順で問題なく移行できた。
写真
- 移行元「ピクチャ」フォルダ(~/Pictures)の下にある「写真 Library.photoslibrary」を移行先「ピクチャ」フォルダにコピーする。
- オプション(⌥)を押しながら、写真を起動し、表示された[ライブラリを選択]画面から「写真 Library.photoslibrary」を[ライブラリを選択]ボタンを押下する。
- 「写真→環境設定」メニューの[一般]画面で[システム フォト ライブラリとして使用]ボタンを押下しておく
移行元の「~/Library/Containers/com.apple.BKAgentService/Data/Documents/iBooks/Books」を移行先の同名フォルダにコピーする。
※ブックストアで購入したコンテンツだけなら移行作業は不要だろうが、PDFファイルを多数取り込んでいた為、移行作業が必要であった。
移行元の「仮想マシン」フォルダ(~/Virtual Machines.localized)の中にあるパッケージファイル(*.vmwarevm)を移行先に持って行く。
パッケージファイルをダブルクリックすれば、仮想マシンのライブラリに追加される。
※今回は 8 から 11 への移行だったが、初回起動時に VMware Tools がバージョンアップされ、その後は普通に動作している。
2018 vs Late 2011
2018
Late 2011
コア数が違うので、Multi-Core Score の性能差が顕著に現れている。
上が 2018、下が Late 2011。縦横厚みともひとまわり違う感じ。2018は構成がシンプルなだけにほんと小さくなった。重量は 1.37 kgに対し 2.04 kg。
Tips
アクセシビリティにアプリケーションの追加ができない。
⇨ESETの可能性があり、以下を参照のこと。
なんかスクリーンショットのサイズが大きい。
⇨Retina ディスプレイだと倍のピクセルサイズで出力されるとのこと
今後、触っていく中で何かあったら追記するかも知れないが、一先ず終わり。