昨今(結構前から)ボリュームライセンスで Office をセットアップする際、ISOメディアではなく Office 展開ツール(ODT)によるセットアップが必要になった。頻繁に実施する作業で無い為、実施しようとする度に手順を忘れてしまう。よって、備忘として記述しておく。
- Microsoft 365 管理センターより、ODTのファイル(今回は「Office_Deployment_Tools_2021_MLF_X22-74224.EXE」)とプロダクトキーを取得する。
- ODTのファイルを実行する。EULAは✓して[Contiue]で進める。フォルダーの参照で展開先の場所を指定する。
- 2で指定した場所に、setup.exe と構成ファイル(configuration-Office*.xml)が作成される。(setup.exe に構成ファイルを渡すことで、構成ファイルの内容でセットアップされる)
- Officeカスタマイズツール にて構成ファイルを作成する。(ODTに含まれる構成ファイルを手作業で修正しても良い)
- コマンドラインで setup.exe を実行する。オプションとしてはインストールするか(/configure)、ダウンロードするか(/download)を指定する。パラメータは構成ファイルを指定する。(以下)
REM インストールする場合
setup /configure configuration.xml
REM ダウンロードする場合
setup /download configuration.xml
※構成ファイルはカレントフォルダになる sonfiguration.xml とする
手作業で構成ファイルを作成する場合、製品ID(Product ID)は以下のページを確認する。
チャネル(Channel)も一覧があれば良いのだけど、求めているものが無かった。(ボリュームライセンスのOffice2021永続版を入れる場合は、「PerpetualVL2021」になる)
書き終えて気付いたが、4年前に同じような記事を書いていた(記憶力がヤバい)。折角なので、この内容も残しておくことにする。
おわり