ものぐさ日記(仮)

特にテーマはありません。仕事のこと、趣味のこと、思いついたこと、だらだら綴っていきます。

そうだ長崎に行こう。

 GW、以前から気になっていた長崎に行くことにする。天気を確認したところ、明日・明後日とまぁまぁ良さげなので、一泊二日の旅程でサクッと行くことにする。

 

近隣の県はそれなりには行ったことがあるが、どん詰まりの長崎は初めてである。初めてなので、ウェブで調べたオーソドックスな観光地に行こうと思う。いつものように観光地、交通機関、経路などを Google Maps のマイマップに纏める。

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写真機材の確認をしていると、D750の接眼目当て(DK-21)が無くなっていることに気付いたので、量販店に買いに行った(正直、気付かないレベルの話なので、無くても困らない)。なんやかんやでいつものように夜更かしをしてしまい1:00前に就寝した。

 

朝4:00に起き、風呂、身支度を済ませ、4:50に出発する。地元は少し雲は出ているが、晴れていた。ウェブの天気予報だと長崎は快晴のようだ。

 

新大阪始発のみずほ601号鹿児島中央行きに乗る。指定席は取れなかったが、危なげなく自由席に座ることができた。博多から長崎までの特急は指定席にして切符代は¥17900なり。

 

新幹線での駅メモは心休まる暇が無いから危険・・・。

 

8:30前、博多に到着する。長崎行きのかもめ9号に乗り換える為、JR乗り換え口を通り3番ホームに移動する。かもめ9号は既に止まっており、掃除中なのか乗降口に乗客が並んで待っていた。正直、この時は気がそぞろだった。何故なら新幹線でカメラの清掃をしていたら(ありがちな話だが)レンズフィルターが外れなくなっており、どのように外せば良いか、頭を悩ませていたからである。

 

かもめはラグジュアリーな雰囲気の列車だった。外装は白で水平線を思わせるブルーのラインが引かれており、燦然と輝く(誇張)カモメのエンブレム。車内も白を基調とした内装で、革張りの座席に、前後の壁には瀟洒なランプが灯っていた。

 

鳥栖。なんとなく桃太郎電鉄の印象がある。ローカル線のホームは皆同じような感じかも知れないが、トタン屋根に錆びた支柱が良い感じである。9:30過ぎ、佐賀に到着。佐賀も足を踏み入れたことがなかったような。10:36諫早に到着。ここは諫早湾干拓諫早かな?

 

11:00前に長崎に到着。まずはホテルにチェックインし、荷物を置いた後、JR長崎駅前の物産館で市電の一日乗車券(¥500)を購入する。 まずはカメラのフィルターを外すべくカメラのキタムラに行った。しかし、残念ながら外すことはできなかった。

 

その後、本格的に観光すべく、原爆落下の中心地、平和公園浦上天主堂原爆資料館の順に回った。原爆落下の中心地は公園になっており、旧浦上天主堂被爆した外壁が移築されており、印象に残った。

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浦上天主堂は戦後再建されたものらしいが、赤煉瓦造りの重厚な建物。平和公園はよく紹介される「 平和祈念像」を間近に見た。

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原爆資料館は、当時の被災物や被害情報、原爆の仕組み、原爆投下までの経緯、被爆者の声などを体系化して分かりやすく紹介しており、興味深かった。

 

15:00過ぎに原爆資料館から出て、市電でオランダ坂方面に向かう。 昼飯はチャンポン発祥の店「四海樓」に行こうと思ったが、ランチ時間帯が終わっていた為、閉まっていた。 国宝大浦天主堂(日本二十六聖殉教者堂)を拝観する。先の浦上天主堂と異なり白亜の外壁(漆喰らしい)と細身の尖塔の所為か瀟洒な感じである。内部もステンドグラスと色ガラスで飾られ華やかである。中では長椅子に座り、音声案内を聴くことができる。

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天主堂を見終わった後、時間が17:00で丁度四海樓の夜の部が始まるところだったので、チャーンスと思って行ったら、アホ程人が並んでいた為、断念して先にグラバー園に行った。グラバー園の印象は、洋館と花とおばちゃんと言った感じ。事前情報なしで行った為、よく分かっていなかったが、旧グラバー邸だけを見せるのではなく、江戸後期〜明治?あたりの洋風建築を集めた感じのテーマパークだった。

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グラバー園の後、三度目の正直ということで四海樓に行ったが、待ちが多過ぎて受付を止めていた。その後、意地でもチャンポン食べてやる、という心意気で新中華街にある江山樓に行ったが、そこも満員御礼の有様。どうやら本場の長崎チャンポンにはありつけそうに無い・・・(リンガーハットは最高れす)。

 

最後は、世界新三大夜景(香港/モナコ/長崎)らしい長崎の夜景を、稲佐山から見ようとロープウェイに乗り場に行ったが、正直地獄の様相だった。なんと往きで1時間半、帰りも(恐らく)1時間半待ちだという・・・。終了が22:00らしいので係員の人に、山頂で置いて行かれることは無いのか聞いたところ、全員下ろすまで運行するとのこと。・・・安心ですな(白目)

 おおよそ1時間待ちでロープウェイに乗ることができ、21:30に山頂に着いた。ロープウェイ乗り場から5分程歩き、展望台に着く。展望台の屋上に上がり、待望の夜景と対面。3時間かけてみる価値があるかというと正直微妙だけど、折角なので夜景を撮影する。今回は三脚を持ってきていないので手摺などを利用し、10〜20秒の低速度撮影をする。モニター上はそれなりに撮れているが、拡大するとブレブレである。正直辛い。一眼で撮影した後、iPhoneでも撮影した。ISO感度を自動調整していると思うが、思ったより綺麗にとれる。結構感心した。

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↑震えを我慢しながらD750で撮った夜景。↓iPhone8で適当に撮った夜景。

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 帰りも地獄の1時間〜1時間半待ち。しかも山頂なので寒い。こんな展開想定していなかったので、普通の街着である。寒すぎる。明日の体調が心配である。しかしながら、あっちを向いても、こっちを向いても、カップルだらけである。身も寒く心も寒い感じである。11:00になんとか下山することができた。そこからホテルまでは容赦なくタクッた。晩飯はホテル近くのコンビニでパスタを買って済ませた・・・。ほんま、笑えんで。

 


 

2日目。昨晩風呂入った後、うたた寝したようで、変な体勢で寝ていたし、おまけに寒い。鼻も出てるし、風邪をひいた予兆がある。時間は5:00過ぎ。このまま2度寝するか、出発するか考え、帰りの切符のことと、眼鏡橋に行こうと考え、後者を選択した。

 

5:40、みどりの窓口で帰りの切符を買い、タクシーで眼鏡橋に行った。時間は6:00前で、流石にこの時間はほとんど人も居なく、眼鏡橋を独占(?)することができた。何枚かは眼鏡っぽい写真が撮れたと思う。

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眼鏡橋の東西の橋も写真に収め、その後、徒歩で崇福寺に向かう。

崇福寺は中華様式で極彩色の綺麗な寺院だった。御朱印が頂けないか確認したところ、やっていないとのこと。その後、思い出したように駅メモを起動して、市電の駅をアクセスしまくった。

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昼は昨日のリベンジをすべく江山樓に行くことにする。昨日の轍を踏まないように10:00過ぎに中華街に着き、10:30から江山樓入口に並び始めた。 江山樓では事前のリサーチ(?)活かし、特上チャンポンと黒チャーハンを頼んだ(皿うどんも食べたかった)。

黒チャーハン。甘辛い醤油とチャーシュー、卵をライスと炒めた、見た目真っ黒なチャーハン。周りに添えられたレタスの千切りがアクセント。万人受けする味。特上チャンポンは特上だけあって、フカヒレ(?)を始め、貝柱、肉団子など見慣れない具が入っていた。スープはラードか何かなのか独特な匂いが鼻を突いた(好き嫌いあるかも)。

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昼食後は、長崎の風情を楽しむのと駅メモのチェックインを兼ね、一日乗車券で市電の路線を一通り回った。

 

13:20のかもめで長崎を去った。今回は時間がないこともあり、市街地の観光だけだったが、次訪れる時は軍艦島五島列島佐世保など周辺部も回ってみたいと思う。

 

おわり