ものぐさ日記(仮)

特にテーマはありません。仕事のこと、趣味のこと、思いついたこと、だらだら綴っていきます。

さよならの朝に約束の花をかざろう

何となく、これは劇場で観た方が良いと思い、平日にもかかわらずレイトショーで観た。

sayoasa.jp

 

結果としては良かった。中世を思わせる世界観を描いた広がりを感じさせる背景美術、戦争の砲撃や剣戟、鉱山都市の喧騒、その他様々なシーンを彩る音響など、劇場で観た方が格段に楽しめると思う。

 

正直気合いを入れて行くと、変に構えた感じになり、物語に没入できないが、それでも最後はやられてしまい、眼鏡が曇ってしまった(当方も人の子なので親子の絆とかには弱い)。

 

構成上、ナルホドと思ったのはクライマックスの出産と戦争による生と死の対比、始まりの堤から飛翔する場面と最後近くの塔から飛翔する場面の対比。特に塔からの飛翔する場面はキャラクタ視点での描写からその後のドンデン返し(まー、来ると思ってたけど)まで、余りに鮮やかで鳥肌が立ってしまった。

 

仕事をうっちゃって観に行って良かったと思う作品で、帰宅時、少し元気になったような気がした。

 

おわり