シルバーウィークの終わりに、いつかは行こうと思っていた出雲大社に行ってきた。
行きは高速バスで5時間程揺られ、14:00前にJR出雲市駅に到着した。
その後、ホテルに荷物を預け、早速出雲大社へ行った。
出雲大社へは一畑電車で行こうと思ったが、間が悪く次の電車が1時間後なのでバスで行った。
出雲観光ガイドを見ると、出雲大社周辺に幾つか観光スポットがあるが、出雲大社でどれだけ時間がかかるかわからなかったので、まずは出雲大社を参拝することにした。
出雲大社は心地よい場所だった。大きな寺社に行くと大抵神宮の杜があり、小川のせせらぎや気持ちが良い風が吹いていたりするが、気候の所為か土地の所為か、出雲の松林を吹く風は格別だった。(クロロフィルか?)
勢溜の鳥居を潜り、参道を歩き、橋を渡り、松並木を征くと境内への入り口がある。入り口前の手水舎で口と手を清め、境内に入る。
境内では、印象的な大注連縄がかかった拝殿の横を通り、その後ろにある八足門でお参りした。遷宮の兼ね合いなのか、そこかしこで工事がされており、少し残念だった。
出雲大社からの帰りに古代出雲歴史博物館に寄った。ここは思ったよりスケールが大きい建物で出雲大社関連の学術的説明や遷宮の様子、出土品など興味深い事物が多数あったが、閉館まで時間がなく、ゆっくり見られなかった。真面目に見学しようとしたら2・3日は必要に思う。
帰りは丁度良いタイミングで電車があったので、出雲大社前駅から電鉄出雲市駅まで移動し、ホテルに戻った。食事をホテル近くの居酒屋で、亀の手(グロい)、赤天(唐辛子入りの天ぷら)、出雲そば等を食べた。
二日目は出雲での時間を最大限に活用する為に6:00に起き、ホテルで朝食を摂った後、(また)出雲大社に移動した。7:30ぐらいに出雲大社前駅についたが、これぐらいの時間だと門前町に人も少なく、宇迦橋の大鳥居まで戻り、そこから出雲大社まで写真撮りつつ、ぶらぶらと歩いて行った。
気持ちの良い青空の下、昨日と同様の道を往き、出雲大社の境内へ。
お土産に箸と手拭いを買い、出雲大社を満喫した後は、近隣の観光スポットとして目星を付けていた。日御碕神社と出雲日御碕灯台に行った。出雲神社前から日御碕まではバスで20分程度かかった。
現地に行くまで知らなかったのだが、日御碕神社の日沈宮は、伊勢神宮に所縁がある社殿のようで、「日本の夜を守る」という神勅により建立されたとのこと。(伊勢神宮は、日本の昼を守る。)
出雲日御碕灯台は優美な建物だった。空の青と海の青の狭間にすっくと立つ白い灯台は非常に絵になる。銘板によると東洋一と称えられている灯台らしい。
灯台は中に入り、頭頂部まで上ることができる。(少し怖い)急な階段をゆっくり上の登り、頭頂部のドアから外に出ると、日御碕を一望できる絶景が広がる。
灯台を下りた後、観光客向けの食堂でヒラマサの海鮮丼を食べ、バスに乗り、日御碕を後にした。帰りは高速バスの席が取れなかったので、JR西日本の特急八雲の乗って帰った。(4時間30分程度かかったと思う)
有給合わせて、九日も連休を取ったので、お詫びでは無いけど、会社の皆にお土産を買って行った。出雲では電車の兼ね合いで時間がなく、岡山で島根のものと思われるお土産を買っていったのだが、実をいうと島根のお隣鳥取のものだった。(白ウサギフィナンシェ)まぁ、美味しかったけど。