週末に行く手近な名所旧跡を探したところ、琵琶湖の北に余呉湖という綺麗な湖があることを知ったので、本日はそこにおもむくことにした。
大阪からだと東海道線、北陸線を乗り継ぐ形になるので、それなりに時間がかかりそう。 電車では本を読んだり、ぼーっと景色を見たりしていた。車窓の景色は次々と移り変わり、大津辺りでは雪景色、彦根・米原辺りでは地面は湿っているものの、晴れ間が覗いていた。電車は、米原駅で後ろ8両を切り離し、4両のみで近江塩津まで向かう。長浜辺りでは雪を被った伊吹山の威容に目を奪われた。
12:00過ぎJR余呉駅に着く。辺りは一面の雪景色。
駅から南に10分程度歩くと余呉湖畔である。雪のあぜ道をギュッギュッと踏みしめ、湖岸に至る。地図では小さく見えても実物はそれなりに大きく、遠くに対岸が見える。
北の湖畔を西に歩き、余呉湖漁協に着いた。漁協の中に休憩所があるようで達磨ストーブの前でしばし休憩する。周りは家族連れが主で、それなりに賑やかな感じ。子どもは雪で大はしゃぎである。
その後、湖畔を東に行き、余呉湖線を南下する。こちらはあまり人も居なく、閑散とした中、思う存分写真を撮る(偶に同好の士を見かけた)。湖岸は除雪されていないので、水辺に寄ると靴に雪が入り、中がベショベショに・・・。
なんやかんやで15:30まで徘徊した後、帰宅する為、JR余呉駅に戻る。電車に乗った30分後ぐらいに車窓に夕陽が差し込み、少し待てば湖畔の夕陽が撮れたかも・・・と思い、少し残念な気分になった。
ちなみに湖畔に羽衣伝説の柳(二代目)があるとのことだったが正直気付かなかった。
おわり