長谷寺は丁度ぼたんまつりが開催されており、時節柄良いと思ったのと、室生寺は以前長谷寺に行った時、「長谷寺に行ったのに室生寺に行ってないなんて、信じられない」ということを言われた(何故?)からである。
長谷寺は季節の花もさることながら、回廊や舞台などの伽藍、観世音菩薩、不動明王、閻魔大王などの仏像等見所が多い寺社である。今日は天気も良く、舞台から緑鮮やかな初瀬の山々が一望できた。
牡丹は百花の王というフレーズを聞いたことがあるが、確かに一輪ごとの存在感がすごい。色鮮やかで見ようによっては印象派の絵画を見ているようである。桜とはまた違った美しさがあると感じた。
長谷寺から室生寺までは直通のバスがあるが、50分程かかる。室生寺に着いたのは3時半ぐらいで、帰りのことを考えると、ゆっくりしていられない。ということで、太鼓橋から奥の院まで720段(だそうです)を駆け足で見て回る。
まず目を引いたのは、仁王門。門の両側に仁王がいるのは普通であるが、色が着いているのは余り見たことがない気がする。後、山深い寺社なので日が傾くと全体的に暗いトーンになるが、五重塔は西日に照らされ、綺麗だった。奥の院まで行くのは疲れた。
家に帰ってから写真を確認していると、青空にシミが浮かんでいた。以前にもあったが、イメージセンサーの汚れだろうか?また、ニコンのサービスセンターに持っていかないといけない。(これを機会にフルサイズに転向した方が良いか?)