ものぐさ日記(仮)

特にテーマはありません。仕事のこと、趣味のこと、思いついたこと、だらだら綴っていきます。

【VMware】Acronis で Windows 2000 Server をP2V移行した。

 ここ最近導入の容易さから、Hyper-V での仮想化環境構築が多かったが、P2V移行の対象OSが Windows 2000 Server と言うこともあり、久しぶりに VMware での環境構築を行った。

 

 VMware ESXi 5.1U1を入れて、vMA インポート後 PowerChute Network Shutdown のセットアップをし、Windows Server 2012 の仮想マシンを用意し vCenter Server を入れる。ここまでは特に問題なし。

 

 その後、Acronis で上げたイメージを仮想マシンに変換し、vCenter Converter でESXi環境に移行したが、そこで問題が発生した。

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 ESXi で Windows 2000 Server 起動時に「次のファイルが存在しないかまたは壊れているため〜」というエラーが出力され、そこから先に進まない。調査したところ、boot.ini で指定しているパーティションの位置と実際の位置に不整合がある場合、現象が発生するという記述を見つけた。そこでイメージファイルもしくは仮想ディスク内のboot.iniを変更しようとしたのだが、Acronis Backup & Recovery の「マウントされたイメージの管理」では上手くいかず(ファイルを保存してもアンマウント時に元に戻ってしまう)、OVFMount というソフトでは、.vmdkは参照しかできず、期待した VMware DiskMount ユーティリティはダウンロード時にエラー(Error Occurred while processing the request)が発生して入手することができなかった。最終的には手元にあった VMware Workstation の「仮想ディスクのマップまたは切断」機能により.vmdkをマウントすることができ、何とか boot.ini を変更することができた。

 その後もvCenter Converter 実行時に何故だか「FAILED: The operation is not supported on the object.」というエラーが出力され、右往左往したが、これはバージョン5.1のConverterを使用することで解消できた。

 朝出社すると、無事に Converter のタスクが完了していた。これでサーバーの出荷ができそうである。